ニュージーランド語学研修感想

 飛行機を降りて周りを見回すと日本語で書かれた文字が全くなく すべて英語で書かれていた。その時初めて自分が今海外に来ている ことを実感した。もちろん実際にニュージーランドに行く前までは 緊張と不安でいっぱいだったがすぐにその問題は解消され、その日の夜には 家族のみんなと気軽に会話することができた。また親戚の友達もたくさん 紹介してもらったが残念なことに名前が覚えられない人がほとんどだった。 でも会話をよりすることで親密になり人気者になったような気分になれた。

語学研修の写真

 私のホームステイ先の家族は母親と16歳の男の子(Hayden)と14歳の 男の子(Corey)の3人家族だったがすごく明るくて優しくてスポーツ好き な家庭だったのですごく趣味が合って会話しやすかった。家も大きく庭も 広かったので毎日スポーツをして遊んだことがすごく思い出になった。 またオセアニア地方のスポーツであるクリケットやラグビーのやり方を 教えてもらったがうまく英語が聞き取れず自分の英語も通じなく なかなか理解できなかった。このとき初めて英語で相手に伝える難しさを感じ どうわかりやすく伝えて良いかわからず少し戸惑ったがジェスチャーで 相手に伝えられた時、本当に嬉しかった。

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 平日はLinwood collegeで英語の授業に参加したが授業自体は中学レベルで 基本的な内容だったがすべて英語で会話したり聞き取ったりするので意外と 難しかった。でも実際の英語を学ぶことにより新しい表現や言い方も学べて 英語で会話する楽しさを知れた。そしてLinwood collegeの実際の授業にも 参加したけど日本より学校も生徒の雰囲気も良くとても楽しそうに思えた。 またLinwood collegeの生徒と一緒に「大聖堂」や「南極センター」に行って 日本と違う景色の中、実際の南極の温度を体験できたり専用車に乗れたり 本当に南極に行ったような気分になり、ニュージーランドにしかない貴重な 体験ができて良かった。夜は近くの山までドライブに連れて行ってもらった。 山から見た夜のクライストチャーチはすごくきれいで星空も肉眼ではっきり 見えたことに少し驚いた。
 授業最終日には山高生で大阪名物の「お好み焼き」を作った。多少焦げたが 日本の食べ物をおいしく食べてもらい評判も良かったので少し嬉しかった。
 ホームステイ最終日は「アマギン万博」というクライストチャーチで年1度 行われているイベントに連れて行ってもらった。日本のフリーマーケットに 似ているイベントだと思う。日本人もいて世界で有名なアニメキャラクターの コスプレをしている人もいた。ニュージーランドでは今カードゲームが人気で 大人から子供まで幅広い年齢の人たちがカードを交換したりバトルしたりして とても楽しそうだった。
 ホームステイでお世話になった人に別れの挨拶をするのがとても寂しくもう 二度と会えないことに対して涙が出るくらい悲しくて辛かった。そのとき急に 日本に帰らず一生ニュージーランドに住みたい気持ちが込み上げてきた。私に とってニュージーランドは憧れの場所で夢の世界に行っているようだった。 町中の景色や学校の雰囲気、笑顔で話しかけてきてくれる生徒、明るい家族 すべてにおいてすごく尊敬するほど憧れた。
 ニュージーランド語学研修を終えて私は日本では決して感じられない外国の 素晴らしさ・楽しさを知った。最初は不安だったホームステイもだんだんと 慣れてきて英語で会話することに違和感がなくなるくらい馴染んだ。海外を 経験することで今まで悩んでいたことも少し解決し、英語が出来なくても 簡単な単語で会話できることがわかり、日本に戻っても外国人と気軽に会話 できるようにしたい。また人と違う体験をして自分に自信が付いたように思う。 もちろん今回高額の金額を支払ってニュージーランドに行かしてくれた親に 感謝したい。一生忘れない思い出になると思うので後輩のみなさんも是非1度 ホームステイの体験をしてみてください。

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